どうも。かたかなです。
残暑厳しいですね~。てか今年の(も?)夏やばいですね。
産休まで歩いて通勤していたんですが、今思えばアホですね。まったく。
先日『ペンギン・ハイウェイ』を観てきたので感想を書きます。
ネタバレは無いと思うのでご安心ください。
公式サイトはこちら。
どんな内容の映画かというと
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とある町の小学四年生の男の子が体験する、ペンギンとお姉さんの不思議な夏の出来事。
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詳しいあらすじなどは割愛しますね。
とりあえず、観てよかった!とても良い映画でした。
見どころポイント!
見どころポイントは、厳選して3つ!
①作画!
やっぱり映画館で見る醍醐味の一つですよね、作画って。
“スタジオコロリド”、私は本作で知りました。
とてもキレイで丁寧でした。細かいところまでキャラを動かしてます。
キャラクターデザインが良いというのもありますが、そのキャラの表情がコロコロ変わるんですよ。子供をうまく描いてる。
大量のペンギンだったり海だったり青空だったり、夏の爽やかさと天気の不安定さを抜群の作画で表現されています。
②知的探求心!
主人公アオヤマ君の知的好奇心が旺盛で研究熱心なところは、素直に感心しました。いやあ、素晴らしいですね。アオヤマ君はきっと立派な大人になりますね。
そんなアオヤマ君、おませで真面目ですが、年相応のおバカっぽさが見え隠れするところが可愛いです。
CVの北香那さんも名演でした。
その子供の興味に対して、優しくサポートするお父さん。
名言もたくさんありました。
問題を分けて小さくする
問題を見る角度を変える
似ている問題を探す
私も建築エンジニアとして考え方を見習わないと。
③お姉さん!
なんといっても、キーパーソンであるお姉さんがとっても魅力的です!
年上の女性、というか好きな人っていうのは少しミステリアスな部分がある方が惹かれるんですよね。
主人公のアオヤマ君のそういう恋心をうまく映画全体で表現されてます。
CVは蒼井優さん。個人的に蒼井優さんのあの自然体な演技好きです。声だけでもやっぱり名女優ですよ。
こんな人に観てほしい!
“男の子”が主人公ですが、対象年齢は少し高めな気がしました。
(大学生以上とかかな)
子供の頃にたくさん経験したであろう夏休みのわくわく、知らないことへのわくわく、不思議な体験でふわふわ、好きな人とのふわふわ、、、
そんな感情を忘れかけている少し大人な世代に観てほしい気がします。
そして観た後、監督のインタビューを読んでください。↓↓↓
http://penguin-highway.com/interview/
「分かる分かる~」「なるほどなるほど~」ってなりますね。凝ってる作品だ!
そして最後に!
森見登美彦さんの作品にはいつもワクワクさせられますね。まいりました。
日常とSFをうまく混ぜ合わせるのが本当に上手い。
クライマックスで町を駆け抜ける表現とかはもうお家芸でしょ。
原作小説はこちら。

- 作者: 森見登美彦,くまおり純
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: 文庫
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ああ~
夏ってだけでこんなにハッピーな気分になれるなんて。
社会で擦れまくった私はとても癒されました~
ではまた~