『うまくいっている人の考え方』
ずいぶん前に読んだ本ですが、過渡期にある今、改めて振り返りたいと思います。
いい選択の条件
本書では、「いい選択」とは次の項目を全て満たすものであると書かれています。
・気分が良くなる
・他の人が変わる必要がない・自分の幸せが優先されている
・他の人が責任を取る必要がない
・自分を含め誰も被害を受けない
本書では一貫して「自尊心」「自己肯定感」を大事にすることが重要だと書かれています。つまりは自分の幸せが最優先。それを前提として、他人に迷惑をかけないような選択とは何かをみることができます。
実際、これ全てを満たすような選択はなかなか無いです。ですが、こう言い切ってもらうと、「ダメな選択」を避けることができると思います。
いい人間関係の条件
本書では、いい人間関係は次の条件をほとんど満たすような関係だと書かれています。
・同じ目標に向かって努力している
・等しく貢献し、等しく恩恵を受けている
・同じルールに従っている
・お互いを信頼し尊敬している
・倫理や信条に反することを強制されない
・自由にその人間関係から離れられる
言葉としては堅苦しく書かれているのですが、いい関係を築けていると思う知人や友人を思い浮かべると、ほとんど該当しています。
お互いを尊重し縛ることなく、ギブアンドテイクがしっかりできており、大きく見てwin-winである。価値観が似ていれば尚良い。行動の面でも気持ちの面でも、需要と供給がマッチしていれば、仕事・プライベート問わず長く続く関係になると思います。これは私の経験からも実感できます。
まとめ
今回は悩ましい状況で読むにぴったりの本『うまくいっている人の考え方』の要点を紹介しました。
いい選択もいい人間関係も、最優先すべきは「自分が幸せか」です。
もっとはっきり言うと「自分の気分が良いか」。
一度きりの人生なので、まずは自分を大切にしていきましょう。
ではまた。ばいびー。