人の話を聞くときに実践できそうなコツ

こんにちは。かたかなです。辛い食べ物が好きです。

 

最近飛行機に乗りました。
そのとき機内サービスで電子書籍を読んだので、少し紹介しようと思います。

本のタイトルは『人は聞き方が9割』(著:永松茂久)

人は聞き方が9割

よく見かける本ですね。

今回は、聞いたことあるような部分は省き、個人的に新発見だった部分についてまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

人に好かれる話の聞き方とは

恋愛中とかでない限り、別に好かれようと思って話を聞くことは少ないかもしれません。

しかし本書では、会話をする上では”嫌われないこと”が重要だと言っています。
確かにその通り。好かれる、ではなく、嫌われない。つまり、好感度上げを頑張りすぎない。

そういった観点で、役に立ちそうなポイントを見てみましょう。
実践の難易度を3段階で評価しています。

表情:難易度★★★

表情において何より大切なのは、笑顔だ。初対面では、相手より先に笑顔を見せる「笑顔の先出し」を心がけよう。

話を聞くとき、というか会話においては、自分から笑顔になるのが良いとのこと。
笑顔が大事というのはなんとなく理解できていても、「先出し」という言葉で新しい気付きを得ました。

相手の様子を覗いながら会話をすると、無意識に相手の笑顔を待ってしまい、自分の表情については疎かになってしまいます。

相手が会話を楽しんでいるか気にしているのは、自分だけでなく相手も同じ。

そう思うと「笑顔の先出し」はとても大切。真顔だと相手の捉え方によっては不満そうに思われることもあるし。

だがしかし、なかなか作り笑いとか愛想笑いってできないんですよねえ…私は苦手です。面白くないのに笑えないです。この「笑顔の先出し」、学びは得ましたが、私にはちょっと難易度高めです。

うなずき:難易度★☆☆

これはよく聞く内容でしたので省略します。ただ「うんうん」と単調にうなずくのではなく、緩急をつけるとのこと。うなずき過ぎて逆に話聞いてないだろお前、みたいな人いますよね。

姿勢:難易度★☆☆

これもまたよく聞く内容。話している人を見ましょうね。おへそから体を向けましょうね。小学生の頃から言われている気がします。ガチで真正面向かれても圧があって話しにくいと思うので、そこは加減が必要そうです。省略。

笑い:難易度★★☆

会話における「笑い」で注力すべきは、「いかに相手を笑わせるか」ではない。「いかに相手の話に笑うことができるか」だ。

これは新発見。

楽しく会話しようとすると、どうしても「笑わせよう」としてしまう。

表情の件でも同じような内容がありました。しかしこちらは、より後衛的な方法。”先に”という「早さ」のことではなく、”いかに”という「量」のことを言っています。

小さいことでも少しでも面白いと思ったら笑うようにする。そうすることで、会話を楽しんでいることを相手に伝えることができる。相手に安心感を与えられる。

あと自分のためにも。

つまらない話に対して「つまんねえ」と思ってただ受け流すより、「どこかおもしろポイント見つけてやる」と思って聞いた方が、時間を無駄にせずに済みそうです。負の感情(時間)はなるべく無くしたいですよね。これは実践できそう。

※余談

ここで、少し思い出したことがあります。

私は昔、「ツッコミが上手くなりたい」と思っていました。どんな話でも、上手くつっこむことで面白くできる。と信じていました。てか今も割と信じています。

バラエティー番組のMCとかも、人の話につっこんで面白くすることができる芸人さんが多い気がします。相手の話の面白いところ、もとい”ツッコミどころ”を見つけることが上手い。この「いかに相手の話に笑うことができるか」というポイントと似ていると思いました。

私の中の優先は、ボケ<ツッコミです。

感賛:難易度★☆☆

感賛とは本書の造語で、「感嘆」と「称賛」と合わせたものだそうです。相手の話を聞くときは、「驚き+ほめ」でリアクションすると良いそうです。例は、「わあ、凄い!」とか。

 

「え、かわいい。」
 

「きゃー、かっこいい!」
 
玄人
「うむ、確かに。」

とかでしょうか。なるほど簡単。具体的でとても実践しやすいです。

本の詳細

人は聞き方が9割

書籍名:人は聞き方が9割
著者:永松茂久
出版社:すばる舎
発売日:2021/12/9
ページ数:240

まとめ

人の話を聞くコツについて紹介しました。

重要ポイントは「笑い」でしたね。今まで会話での笑いは
「いかに笑いを取れるか」
という”前衛的”な印象がありましたが、本書で
「いかに相手の話に笑うことができるか」
という”後衛的”な考え方を知ることができました。

会話は人間ならではのコミュニケーション。これからも大切にしていきたいです。

ではまた。ばいびー。