【まとめ】行動を変えると意識も変わる。『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』で学んだ仕事の良いやり方

こんばんは。他人が握ったおにぎり食べれます。握ってください。かたかなです。

 

私はアマゾンプライム会員の特典『prime reading』を利用しています。今回はその中から特におすすめしたいこちらの本について、重要ポイントを厳選して紹介します。

『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』(著:越川慎司)

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

この本は、ビジネスパーソン1万8000人を調査し、効率よく成果を出す”トップ5%社員”の共通点を解説したものです。

  • 残業してしまう。
  • 作業に時間がかかる。
  • 休みたいけど休めない。

こんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。

「効率よく成果を出す」ために必要なことは、実は誰にでもできるいたってシンプルな考え方や習慣がほとんど。それに気付かせてくれる本です。

重要ポイントの紹介

少しでも良いなと思ったら、参考になる部分があったら、どんどん自分の仕事に取り入れてみてください。

行動を変えることで意識が変わる

意識を変えることよりも行動を変えることを重視しています。

(本書より引用)

意識を変えて行動するのではなく、行動を変えることによって意識が変わるのです。

(本書より引用)

効率よく成果を出す人は、半ば強制的に行動を変えています。新しいことを始めるとき、上司や同僚へ理解を求めることにはそこまで注力せず、とりあえず仕組みを作ってしまうのです。

例えば、

  • 会議の時間を削減したいので、全ての会議の時間を45分に設定する。
  • 働き方改革として残業を減らしたいので、19時以降の業務は禁止にする。

という風に、周りを巻き込んだ行動実験を繰り返します。成果が出なかったりやり方が良くないと判明したらすぐに軌道修正します。そうやってPDCAサイクルを高速で回すのです。

目的とゴールを常に問う

その作業は何のためにやっているのか、何をもって成功とするのか。この2つの質問を問い続けてみてください。

(本書より引用)

効率よく成果を出す人は、全ての作業について「何のために」「何がゴールか」を問い続けています。仕事の要点を押さえることを重要視しているのです。要点を押さえるというのは、極端に言えば”100点を目指さない”ということです。どんな人でも100点を出すためにはそれなりに時間がかかってしまいます。”効率よく”成果を出すには、「目的」と「ゴール」さえ間違っていなければ60点でも良いのです。

納期が守れないのは異常事態

一方で、納期を守れる「5%社員」は、納期に間に合う確率が100%でなくなった時点で、すぐに報告します。

(本書より引用)

効率よく成果を出す人は、納期を100%守れない状況=異常事態と捉えます。そして異常事態となった際の報告は素早く行います。

納期を延長してもらう、作業を他の人に手伝ってもらう等の対応も、早めに報告・連絡・相談をするから取れるのです。結果的に納期に間に合えばそれでいいわけです。納期に間に合う確率90%でも彼らにとっては異常なのです。

習慣は継続させることが大事

習慣化する際には行動をやめない仕組みを考えていることがわかりました。どう始めるかではなく、どう継続させるかを考えて行動しているのです。

(本書より引用)

効率よく成果を出す人は、小さな習慣でも内容にこだわるのではなく”継続させること”を重要視しています。

本書では「プレマックの原理」が紹介されていました。例えば、”勉強したらゲームする”というように、習慣化したい行動をいつもやっている行動の前にセットすることで、強制的にその行動を増やすという原理です。

このように、習慣は継続しやすい仕組みとセットで考えることが重要。今日から運動するぞ!といって1時間の運動を始めても、明日1時間確保できるかはわかりません。朝起きて朝食前に10分筋トレする、というふうに生活に組み込んだ形で無理なく長く続けると成果が出やすいです。

まとめ

『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』のポイントを紹介しました。

アマゾンプライム会員の方は(今は)無料で読めるので、一読してみてはいかがでしょうか。ページ数は226。サクッと読めると思います。

私がこれまで読んだビジネス書の中でも、この本はすぐに取り入れられる実用的な内容がより具体的に書かれていると感じました。

新入社員というよりは中堅社員向けです。仕事をある程度自分でこなせるようになってきた中堅社員。そこから出てくる悩みについて、何か一つは解決してくれると思いますよ。

働き方改革」は自分の行動次第です。明日からの仕事をより良くするために一緒に頑張りましょう。

 

ではまた、ばいびー。