【書評】『幽霊人命救助隊』(著:高野和明)は笑いあり涙ありで面白い

こんにちは。

小説は文庫派、かたかなです。

 

さっそく第1回おすすめ小説を紹介していきます。
ネタバレはないのでご安心ください。 

作品紹介

今回紹介するのはこちらの作品です。

 

『幽霊人命救助隊』著:高野和明

幽霊人命救助隊 (文春文庫)

頁数:605(文庫)

出版日:2007/4/10

内容紹介

Amazonより

浮かばれない4人の霊に、49日以内に自殺しようとする100人を救えとの神の命令が下る。笑いあり涙あり、怒涛の救助大作戦始動

浪人生の高岡裕一は、奇妙な断崖の上で3人の男女に出会った。老ヤクザ、気弱な中年男、アンニュイな若い女。そこへ神が現れ、天国行きの条件に、自殺志願者100人の命を救えと命令する。裕一たちは自殺した幽霊だったのだ。地上に戻った彼らが繰り広げる怒涛の救助作戦。傑作エンタテインメント、遂に文庫化。 

かたかな評価

★★★★★(星5)

かたかな感想

自殺した幽霊たちが、様々な境遇や悩みを抱えた人を救っていく物語です。

 

死と隣り合わせの重い問題が取り上げられ、心理的な描写が多いです。

救助対象者と接触するとき、彼らの精神面に寄り添う方法をとるため、読んだ後は他人の気持ちをある程度理解できるようになった気がします。

ページ数は多いですが、ぐだることなくスムーズに展開していくので読みやすいです。

笑いあり涙ありでとても面白かったです。読後感がとても良いです。

 

どの世代にもおすすめしたい一冊。

読み終わったら、きっとあなたは何かを得ていると思います。 

まとめ

今回は、簡単ではございますが
『幽霊人命救助隊』(著:高野和明)を紹介させていただきました。

 

次はどんな本と出会えるかなー!

ではまた。

幽霊人命救助隊 (文春文庫)

幽霊人命救助隊 (文春文庫)