【感想】映画『ぼくらの7日間戦争』を観てきた

こんばんは。

歳を取ってゲームするより観る方が好きになりました。かたかなです。

 

先日(ずいぶん前)劇場アニメぼくらの7日間戦争を観てきたので、思い出しながら感想をまとめておこうと思います。

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©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会 公式サイトより引用

ネタバレはありません。興味を持たれたら是非ご視聴をば。

公式HPはこちら。

7dayswar.jp

そして予告。


映画『ぼくらの7日間戦争』予告【12月13日(金)公開】

評価

★★★☆☆(星3)

あまり深く考えて観てない(原作を知らない)ので普通に面白かったです。

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©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会 公式サイトより引用

感想

ツッコミどころは多かったですが、普通に面白かったです。

青春映画ならではの爽やかさがあり、テンポも良くあっという間に終わりました。

原作知らないので色眼鏡はありませんでした。
中高生が大人に対抗して戦争するやつ、程度の知識でした。

演出とか

青春の爽やかさが良く表現されていました。

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©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会 公式サイトより引用

しかしながら、全体的に既視感多めでした。
絵柄のせいもあって雰囲気は細田守監督の某作品に似てるし、音楽の入れ方は新海誠監督の某作品に似てるし、主題歌は某人気バンドにそっくりです。

斬新さはなかったけど、ある意味これが最近の王道なのかなと。

内容とか

原作から30年後のオリジナルストーリーらしく、現代の要素が盛り込まれていました。
スマホSNS、ネットリテラシー問題、、、最近の作品ではあるあるです。

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©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会 公式サイトより引用

大人に対抗するという戦争テーマはそのままでした。
今回は“反抗”色が強いですが(笑)

始まりは大人への一つの反抗でしたが、予期せぬ問題が起こり反抗は二つになります。
でも、その二つ目の反抗は法に抵触してます(笑)

反抗だったり、恋愛だったり、人間関係だったり、一筋縄ではいかない展開はドラマがあって良かったです。

原作では戦車が登場して戦争という感じがしてるみたいですが、今作はより現実的な方法で大人たちを撃退してます。下手したら大人死んじゃう~て方法もあったのが(笑)

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©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会 公式サイトより引用

軽くファンタジーです。ホームアローン観る気持ちでどうぞ。

※注:主人公たちは高校生です。

キャラとか

キャラ設定は好きです。みんな魅力的です。

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©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会 公式サイトより引用

しかし、主人公と優等生の子で少しキャラ被りが起きています。
(頭脳派は二人も要らないかなあ)

それぞれ背景がしっかりしてるので、TVシリーズでじっくり丁寧に描いてもよかったのかも。映画だとどうしても端折られて感情や気持ちの変化が見えず、ご都合主義になってしまうとこがあります。

声優は良かったと思います。北村匠海くんは吹き替えでも全然いけそうです。

タイ人の子供は日本語上手すぎ(笑)

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©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会 公式サイトより引用

作画とか

TVアニメ程度のクオリティです。劇場スクリーン映えしません。
何故かクレーン車の動きは凝っていました(笑)

終わり方とか

最後、主人公たちが《これからどうしよう。》となっている時に、大女優の「なんとかなるもんよ」的なセリフがあります。

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©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会 公式サイトより引用

いいえ。なんとかなりません。30年前とは時代が違うのです。

現代版とした以上、ネット上での社会的制裁はかなり重いです。

その後の映像はヒロインのしかありませんでしたが、彼女だけはある意味助かっているので、まあそういうことでしょう。

ここも、深く考えてはいけないですね(笑)

 

以上、個人的評価・感想でした。

スカッとよりモヤッとする人の方が多いかも知れません。

劇場アニメというスケールに期待せず観ると楽しめると思います。

 

それではまた。

劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争 (角川つばさ文庫)

劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争 (角川つばさ文庫)